株式会社今井技巧、新潟県の小規模金属加工業で初の「DX認定」を取得

 

FACTARIUMメンバーである株式会社今井技巧(本社:新潟県燕市、代表取締役:今井大輔、業種:金属の鏡面研磨、精密溶接、以下今井技巧)は、ものづくりのまち燕を支える金属加工業のなかで、新潟県の小規模金属加工業(従業員20名未満の製造業)として初めて「DX認定」を取得しました。

(認定日:2026年10月1日・認定番号:DX-2026-10-0015-01)

 

DX認定制度は、経済産業省が定める基本的事項に対応し、デジタル技術による変革を推進するための体制が整備されている事業者を、国が認定する制度です。

 

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若手社員の一言から始まった、DXへの挑戦

今井技巧の強みは、職人の手仕事による高度な磨きと溶接技術です。

そのため、当初はデジタル化できる業務は少ないと考えていました。

しかし、ある日、若手社員から「デジタル化できることはたくさんあると思います。まず、作業台帳管理の業務時間を短縮したいです」という声が上がりました。

この、経営者自身では気づかなかった、若手社員の声が、今井技巧のDXを推進するきっかけとなりました。

 

職人技の見える化による経営基盤の強化

これまで、デジタル化・DXを推進したいという思いはあったものの、具体的に何から取り組むべきかが明確になっていませんでした。

そうしたなかでDX認定制度に出会い、自社の経営課題や目指すべき姿、今後のビジネスモデルを整理することで、DXビジョンと4つのDX重点施策を策定しました。

 

今井技巧は、DXビジョンとして以下を掲げています。

「暗黙知とされてきた「職人技」を、DXの推進により、工程管理能力と品質保証力を可視化することで、経営基盤の強化とともに、新分野の顧客獲得を目指します。」

 

 

このビジョンの実現に向け、以下の4つの重点施策に取り組みます。

 

 

これらの取り組みにより、作業データの蓄積・活用を通じた技術の継承や、見積作成・バックオフィス業務の効率化を進めます。

さらに、業務効率化によって生まれた時間を営業活動へと転換し、新たな市場開拓につなげることを目指します。成果指標としては、売上の増加やバックオフィス業務時間の削減などを掲げています。

 

小規模製造業だからこそ、DXで新たな価値を生み出す

従業員20名未満の小規模企業でありながらも、若手社員の推進力、外部パートナーとの連携、そして代表取締役主導のDX戦略により、DXのスタートラインに立ちました。

AI時代を迎えた今だからこそ、デジタル技術と共存しながら、人にしかできない今井技巧ならではの技術の価値を守り、さらに高めていく必要があります。今後も、今井技巧はDXを通じて経営基盤を強化し、自社の強みをさらに磨き上げることで、社会に求められるものづくりに挑戦して参ります。

 

FACTARIUMについて

FACTARIUMは、新潟県燕市の各工程のプロフェッショナル18社が集まり、品質管理と企業間連携を強みに、複数工程の一括対応を可能にするものづくりプラットフォームです。

各社が培ってきた専門技術や知見を持ち寄り、企業の垣根を越えて連携することで、お客様の多様なものづくりの課題に応え、新たな受注や価値の創出を目指します。